2026.08.28

キシリトールは本当に虫歯予防になる?成分・効果・選び方を解説【キシリトール/虫歯予防】

デンタルMeンタリングの横田です!

今回は、身近なのに意外と知られていないキシリトールの成分・虫歯予防の仕組み・正しい選び方について詳しく解説します。

キシリトール入りのガムやタブレットはよく見かけるけれど、「キシリトールって本当に虫歯予防になるの?」「どのくらい食べれば効果があるの?」「どの製品を選べばいいの?」 と気になっている方も多いのではないでしょうか。

動画概要

キシリトールとは

キシリトールとは糖アルコールの一種で、天然の食品にも含まれる人体に安全な成分です。甘みを感じるのに虫歯菌が喜ぶ酸を産生しないという特徴があります。

キシリトールの主な作用

  1. 再石灰化を促進

    プラーク中のカルシウム濃度を上げ、再石灰化(歯を硬くして虫歯に強くする)を促進します。

  2. 虫歯の原因を直接作らない

    虫歯の原因となるミュータンス菌などが酸を産生できないため、虫歯の原因を直接作らないという特性があります。さらに、プラーク中のショ糖を分解する酵素(スクラーゼ)の活性を低下させることで、他の糖分の悪影響も抑える働きがあります。

  3. 口腔内環境を虫歯が作りにくい状態に整える

    アンモニア濃度を上げて口腔内の酸を中和しやすくする効果もあり、長期間摂取することで口腔内環境を虫歯が作りにくい状態に整えていくことができます。

キシリトールは含有量と配合率が
重要

虫歯予防の効果を得るためには1日5〜10gの摂取が必要とされており、また甘味料全体に占めるキシリトールの割合が50%以上でなければ効果は限定的です。

市販のガムの中にはキシリトール以外の糖分が含まれているものもあり、その場合は結果的に虫歯菌が喜ぶ酸を産生してしまうことにもなりかねません。
製品を選ぶ際は必ず成分表示を確認し、キシリトールが主な甘味料となっている製品を選ぶようにしましょう。歯科医院専売のキシリトール製品はキシリトールのみで構成されているものが多く、安心です。

また、ガムを噛むことで唾液の分泌が促進されます。唾液には洗浄・抗菌・再石灰化を助ける働きがあるため、キシリトールの効果に加えて噛む行為そのものも口腔内環境の改善につながります。

詳しくはYouTube「デンタルMeンタリング」で動画をご覧ください。文字では伝わりにくいニュアンスも、映像でよりわかりやすく解説しています。


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