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インビザライン矯正は無理な治療計画や、歯科医の経験不足、患者様の装置の使用状況などが原因で失敗したの感じるケースがあります。
「マウスピース矯正で綺麗にならなかったらどうしよう…」「もしもマウスピース矯正で失敗したらどうなるの?」このような不安や疑問をお持ちの方も多くいらっしゃいます。
しかし、事前に適切な対策をとることで失敗のリスクを減らすことが可能です。この記事では、インビザラインの失敗例、失敗を避けるための方法について詳しく解説します。

インビザライン矯正は、歯並びや噛み合わせ、見た目を改善するなどの目的で行われる治療として知られていますが、仕上がりによっては治療を開始した後に逆に歯並びが悪化した、と感じられる方もいます。
なかでも特に多いのは、「気になる部分は治ったけど、他の部分が気になり出した」「真ん中のラインがあわない」「口元が突出してみえる」などのケースです。
「出っ歯が気になっていたけど、インビザラインで出っ歯は治ったが、他の歯の位置がずれてしまったのが気になる」というような方もいます。
インビザラインの治療中には気づかずに、治療終了後に違和感を覚えるケースもあるので、注意が必要です。
治療を開始する前の段階で、あらかじめ治療終了時の歯並びを3Dシミュレーション上で確認できることは、インビザライン治療のメリットの1つです。
治療開始前に、歯の移動具合や口元全体がどのように変わるのか、心配に思っていることがある場合にはその相談など、担当の歯科医師と一緒に細部まで確認するのが良いでしょう。
また、治療の途中でマウスピースの装着ができない期間があったり、装着時間が極端に短くなることも、歯が計画通りに動かずに治療結果が理想と異なる原因となり得ます。できる限り装着のアドバイスにそったマウスピースの使用を心掛けることで、極力失敗を防げるでしょう。
治療期間がワイヤー矯正と比べると短い傾向にあるインビザライン治療ですが、インビザライン矯正治療の際に予定よりも治療期間が長引いてしまうことがあります。
それを、失敗したと感じる方もいるかもしれません。
叢生(がたつき)の改善が必要な場合などでは、歯と歯の間のスペースをあけるために、ディスキングやIPRという操作を施すことがあります。
予定よりも多めに歯と歯の間のスペースをあけてしまった場合や、予定よりも歯の動きが悪かった場合にはマウスピースを追加で作成したり、次のステージのマウスピースに交換せずに1つのステージのマウスピースの使用を延長したりすることがあります。
その結果、治療期間が予定よりも長引くことがありますが、後戻り防止のためにも、無理に早く終わらせずに治療に向き合うのが良いでしょう。
インビザライン治療は比較的短期間で治療が進められるという特徴がありますが、治療が終わった後も後戻り防止のために保定装置の使用は必須です。
短期間で治療が終わるということは、短期間で元の状態に戻りやすくもある、ということですので、保定期間はとても大切な期間となります。
インビザライン矯正のマウスピースを使用する期間が終わったからといって、保定装置を使用せずに過ごしてしまうと、歯並びの後戻りが起こります。後戻りが起きたことで、治療に失敗したと感じることもあるでしょう。
治療中に、歯の動きが悪かったり歯と歯の間に隙間をあける必要が出てきた場合には、治療の途中に治療計画を修正し、抜歯・IPRを追加することがあります。
抜歯やIPRをせずに矯正治療を行うことをイメージしていた患者様からしたら、失敗したと感じても無理はありません。
矯正治療を行ったことで、ブラックトライアングルが生じる場合があります。ブラックトライアングルとは、歯と歯茎の間にできる三角形の隙間の事を言います。
三角形の影が黒くみえることから、ブラックトライアングルと呼ばれます。歯科の専門用語では、鼓形空隙(こけいくうげき)と言います。
ブラックトライアングルが生じると、患者様からすると治療が失敗したように思えるかもしれませんが、実際には治療の失敗ではないことがほとんどです。
歯並びが改善され、歯茎の炎症が治まり健康な状態になったことでもブラックトライアングルと呼ばれる状態になります。特に元々の歯が三角形に近い方は、矯正治療後にブラックトライアングルになりやすいです。
インビザライン治療に限ったことではありませんが、矯正治療を行ったことにより、歯根が露出してしまうケースがあります。
本来、歯は顎の骨の中に埋まっているものですが、元々の骨にボリュームが無かったり、骨の許容範囲を超えて歯が移動した場合や、無理な矯正力を歯にかかることで歯を支えている骨の吸収を早めたり、歯茎が下がる原因になったりすることがあります。その結果、歯根が露出してしてしまうのです。
インビザライン中に前歯が前方に出てきて、出っ歯になったと感じる方もいます。歯を並べるためのスペースが十分にない、ディスキング量が不足しているなどが原因としてあげられます。
一例ですが、歯を並べるためのスペースが不足していて、必要箇所の抜歯をした後に矯正治療をすすめるべき症例であっても、患者様が抜歯を希望されないようであれば、非抜歯で矯正治療を進めることがあります。
その場合は、歯列全体を前方に広げるという手段をとることがあります。それにより、出っ歯の見た目になることがあります。
担当医から抜歯をすすめられたら、抜歯をしない場合にはどのようなリスクがあるのかもしっかりと説明をうけた上で検討されると良いでしょう。
口元を理想的な状態にしたいとインビザライン矯正を受け始めたのに、治療中に虫歯や歯周病になってしまい、歯並びの治療が進まずに失敗した…と後悔する方もいます。
インビザライン治療中は22時間以上マウスピースを装着しているため、マウスピースを衛生的に管理できていない場合には、虫歯や歯周病の菌が繁殖しやすくなりリスクが高くなります。
矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうと、歯並びの改善よりもそちらの治療を優先する必要があります。
その分、矯正治療の進行は大幅に遅れてしまいます。虫歯などの治療後、少しでも治療前の歯の形が変わると、矯正用のマウスピースを最初から作り直すこともありますので、ご注意ください。

せっかくインビザライン治療を受けると決めたのに、いざ開始したら思っていたような歯並びにならずに失敗した…そんなことはできるだけ避けたいですよね。
失敗を避けるために注意すべき事項もみていきましょう。
インビザラインで失敗しないためには、マウスピースの装着時間をきちんと守ることがとても大切です。推奨されている装着時間は、22時間以上です。1日の中で食事と歯磨きの時間以外はずっと装着しておくのが理想です。
装着時間を守れないと治療計画通りに歯が移動せず、治療の進行が遅れてしまいます。マウスピースの装着が難しい日が続く時は、その時使用しているマウスピースを事前の設定よりも使用日数を増やすなど、個別に対応が必要です。
無理に次のステージのマウスピースを使用し始めると、歯に必要以上に力がかかり負担となります。装着が難しい場合の対応は、担当歯科医師に相談するのが良いでしょう。
インビザライン矯正の治療中は、長時間マウスピースを装着することで口腔内の虫歯や歯周病の菌が繁殖しやすくなります。そのため、虫歯や歯周病にならないように日々の口腔ケアを徹底し、清潔に保つことが大切です。
特に、食後に歯磨きをせずにマウスピースを戻してしまうと食べカスが歯に付着し、虫歯の原因になりやすいです。歯ブラシやフロスを持ち歩き、食後にはできるだけ速やかに歯磨きをしましょう。
定期的に歯や歯茎の状態を歯科医院でチェックしてもらったり、専門のクリーニングを受けることで、口の中を清潔に保ちやすくなります。
インビザライン治療を提供しているクリニックはたくさんありますが、どのクリニックで治療を受けても仕上がりが同じになるわけではありません。
口腔内の歯型を記録する口腔内スキャナーや、3Dシミュレーターの使用をすると聞くと、歯科でもデジタル化が進み、どの先生の元でも同一の治療が受けられると思うのも無理はありません。
ですが実際には、歯科医師が細かく治療計画に対しての道筋を考えたり、レントゲンなどの検査結果と照らし合わせて細やかな微調整を行うなどの操作も多くあり、矯正の知識や経験が豊富で治療技術も備わっている歯科医師と、そうでない歯科医師とでは治療計画の緻密さや治療の確実さも異なるのです。
インビザライン治療に限ったことではありませんが、この先生なら治療をまかせても大丈夫だと思える歯科医師を探し、治療を担当してもらうのが良いでしょう。

この記事では、インビザライン失敗例や失敗を避けるための方法ついて詳しく解説しました。
個々の口腔内の状態やライフスタイルにより、失敗のリスクも異なりますが、事前に適切な対策をとることで失敗のリスクをできる限り減らすことが可能になります。
当院 KAM Dental OKAYAMA(岡山市北区)では、インビザラインでの歯列矯正や治療に関する心配事にも歯科医師がお答えし、ご相談にのることができます。
初診カウンセリングから精密検査、治療計画の立案、治療開始、保定まで、豊富な経験と技術に基づいた診療を提供しています。また、遠隔モニタリングを活用した効率的な治療管理により、無理のない通院頻度で矯正治療を進められるのも特徴です。
患者様一人ひとりの歯並びや骨格に最適なプランを提案し、透明性のある診断と治療結果を追求します。
インビザライン治療を検討中の方、治療の選択肢について詳しく話を聞いてみたい方は、ぜひKAM Dental OKAYAMA にご相談ください。